2月の勉強会の報告です。担当は外来看護師でした。
テーマは、「統合失調症について」でした。
統合失調症は罹病率は100人に1人と、比較的ありふれた疾患です。
以前は病気に対する社会の理解が少なかったため、敬遠されたり隔離されたりすることが多く、精神病院に長期入院を強いられていた疾患でした。しかし最近は精神神経科だけではなく、心療内科などのクリニック等で比較的相談しやすくなっており、早期発見・診断が可能に。また治療薬も進歩しているため、重症化する前に適切な治療を行うことができ、社会復帰することも可能になっています。
私たち医療人は、偏見を持つことなく、疾患をきちんと理解することで、患者さんの不安に寄り添い、適切な医療を提供することを目標にしています。我々の気持ちを律し、統合失調症に対する正しい知識を持つきっかけになった勉強会でした。
担当された看護師の方々、ありがとうございました。